現実的課題:売買譲渡した際に使える税控除ってどれが使えるの?適用条件と併用可否があってよく分からない
実家の引っ越し先が決まったそうだね
引っ越し先の新築マンション探しもお疲れ様!
正直ぴよたそも焦りました
先に実家売却の引き渡し日が決まるんだもん
今度はやっと何の税控除が使えるかしっかり考え始めたんだ
あ、居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除・軽減税率の特例・住宅ローン控除とか
買い換え特例とか
またそれ日本語?
宅建の勉強頑張った証拠なんだろうね
過去問参照:試験問題ではどう出る?
問1:平成31年中に居住用家屋を居住の様に供した場合において、その前年において居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算の適用を受けているときであっても、平成31年以降の所得税について住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除(住宅ローン控除)の適用を受けることができる。
H18宅地建物取引士試験出題
問2:平成31年中に居住用家屋を居住の様に供した場合において、その前年において居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除の適用を受けているときであっても、平成31年分以降の所得税について住宅ローン控除の適用を受けることができる。
平成18年宅地建物取引士試験出題
この問題が2つ並んでいるときの混乱具合ってありませんか?
問1を自身満々に解答したあと→問2を解答すると、問1が合っているか自身喪失する。
→問1の答えは「〇」
→問2の答えは「×」
ポイント:誰かが自宅売却をしたシチュエーションに置き換えて例えてみる
問1について
クマトモ実家のシチュエーションに置き換えてみると
「クマトモ実家売却時、譲渡損失の損益通算の適用を受けているとき(売却損が出ている)場合、新築マンションの住宅ローン控除の適用はできますか」という内容になります。
売却損の益通通産を確定申告すると住宅ローン控除できます
問2について
クマトモ実家のシチュエーションに置き換えてみると
「クマトモは実家売却時、譲渡所得3,000万円控除を使っていたら、新築マンションの住宅ローン控除を使えますか?」という内容になります。
クマトモ実家は新築マンション購入時住宅ローン控除を使えません
正直、これはシチュエーション別を具体的に捉えて場数を踏む。
なぜなら、シチュエーションパターンが少ないです。
その割にそれぞれの控除や特例に適用上条件縛り、併用可否があり
丸覚えして本試験に挑むと適用条件縛りと併用可否に混乱を起こします。
誰かに置き換えることでインプットされやすい
また
誰かの事例として口に出して説明をしてみると記憶しやすいです。
シチュエーション別の置き換えの魔法。場数を踏んで試してみませんか?
お役に立てると嬉しいです!
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